東大英語参考書

このページでは東大二次試験の英語の対策用の参考書を紹介しています。

 東大英語で高得点を取るには、まずはセンター試験で9割以上取れるくらいの、基本的な文法や単語の習得が必要です。文法や単語の習得には学校の授業を活用しましょう。文法に関しては、学校で使う参考書の復習をきっちりやれば十分である場合が多いです。学校の授業もおろそかにしないようにしましょう。単語に関しては下で紹介するものをやれば東大英語に対応できます。文法に関しても短期間で集中してやれば実力がつくものを紹介しています。英作文や要約問題などに関しても参考書を紹介していますが、併せて是非Z会をやってほしいものです。プロの添削者に客観的に自分の答案を採点してもらえるので、自分だけでやっていてはわからなかった自分の欠点が見えてきます。またZ会の大学受験コースの東大英語ではリスニング問題もついていて、東大入試に近い形式の問題を多く演習でき、ためになります。

東大英語について

 試験時間は120分で、配点は120点であり、試験問題は文科・理科共通です。第3問のリスニングは、試験開始後45分を経過した時点で開始されます。リスニングは配点が高いですが、苦手な人も多く、差が付きやすいと思われます。下の参考書で十分対策をしておくとよいでしょう。リスニング開始10分前には問題文を見ておきましょう。5つの大問から構成されていいて、要旨要約問題、段落整序問題、自由英作文、リスニング、文法・語法問題、英文和訳問題、そして長文読解問題があり、様々な角度から英語力を問われます。ある程度学習が進んだら、このページの下のほうで紹介している予備校の出している予想問題集に取り組み、自分がどのパートの問題が苦手なのかを探り、そこを集中的に攻略していくことで点数の向上を図りましょう。英語は配点が高く、他の教科で点数が伸び悩んでいる人は英語で点を稼ぐことをお薦めします。実際私も数学が苦手だったため、その分を英語で補いました。東大英語はボリュームが多く、時間に余裕はないため、あらかじめ自分で時間配分を決めておくとよいです。自分で決めた時間配分は、東大型模試の場で検証してみることが大切です。

参考書

英単語集

東大英語での単語を攻略するには、上の写真の単語集を左から順にやっていくと良いでしょう。ただし時間がない場合は速単の上級編はやらなくても良いです。覚える際、発音記号をよく見て、正しい発音で声に出しながら覚えると良いでしょう。センターの発音・アクセント問題の攻略にもつながります。

英熟語集

英熟語は上の2つをやれば完璧になります。これらの英熟語集に載っていないものはまずでません。英熟語も英単語と同様、声に出して覚えると暗記効率が高まると思います。

英文法問題集

英文法に関しては、学校でもらった参考書等である程度知識をつけておき、その後上の二つで集中的に演習することで実力がつきます。復習を何度もし、穴をなくすことが必要です。色々な参考書に手を出しすぎるより、上の二つの復習をきちんとやった方が効率よく学習できると思います。

リスニング対策用の参考書

リスニング対策はあまりやっていない人が多いようですが、二次試験ではリスニングがあり、リスニングの配点に占める割合は大きいので、リスニング対策も侮れません。しかしコツコツ対策していけば必ず実力は付くものなので、まだやっていない人は早急に始めてください。上で示したものを左から順にやっていきましょう。一番左の参考書が難しくてなかなか進められない人は、センター試験の英語リスニングの対策用参考書から始めるとよいでしょう。毎日少しずつやっていくのがポイントです。 灘高キムタツの東大英語リスニングは東大入試型のリスニングの練習としては最適です。オリジナル問題が丁寧な解説とともに多数収録されています。

英作文対策用の参考書

東大英作文では凝った英文を書く必要はなく、できるだけ簡単な単語と文法でミスをすることなく作文をすることが求められます。英作文用の参考書できっちり勉強する、といった必要はあまりなく、単語や熟語、文法の知識がしっかりしていれば、模試や上の参考書などで形式に慣れさえすればできるようになります。英作文は自分ではなかなか正しい答えなのか判断しにくいので、Z会の添削を利用するなどして、必ず他者に客観的に評価してもらうようにしましょう。

長文読解対策用の参考書

長文読解ができるようになるには、まずは単語や文法、語法がきちんと身についていなければなりません。その上でその知識をもとに実際の英文において構文がちゃんとわかるかどうかを確認する構文解釈、そして構文解釈をもとにきちんと英文の意味を考えていく精読、最後に精読よりも時間をかけず、内容の要旨を的確に把握していく速読、この3つのステージをクリアしていくことが必要です。スピードが求められる東大英語においてはこれらのステージを着実にクリアしてくことが必要であり、このためには上の3つの参考書を左から順にこなしていけばよいでしょう。

要約問題対策用の参考書

この参考書は要約問題のみならず、東大の他のリーディングセクションを分かりやすく解説しています。要約問題に関しても、コツが丁寧に説明されているので、いまいち要約問題にどう対処すればいいか分からない人は買ってみてください。あとは次に紹介する予備校の模試の過去問で演習してください。

予備校の出している予想問題集

参考書を用いた学習が終わったら、予備校の出している予想問題集で演習しましょう。比較的簡単な、代ゼミのものを最初にやるとよいです。時間がなければ代ゼミのはやらず、河合と駿台のものをやりましょう。特に河合のものは非常に解説が詳しく、採点基準が細かく書かれており、採点のしにくい要約問題などもある程度採点が自分でできるようになっています。また英作文でも解答例がたくさん載っており、本番で使えそうな表現が満載なのでお薦めです。

過去問研究

過去問は要約問題と文法問題、リスニングを中心にやるとよいでしょう。他のパートについては、一つ上で紹介した、予備校の予想問題集を用いれば十分です。解説やポイントがしっかり書かれていますので。

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